staubレシピ~秋の味覚・はらこめし~
それにしても、めっきり秋の気配が濃くなってきましたね。
日陰や夕方、夜はすっかり涼しくなって鈴虫やらコオロギが鳴いてます。
夏の終わりはちょっと寂しいけど、その反面秋は収穫の季節。
美味しいものが沢山しかも安く出回るのが嬉しいですね。
さて今回は私の地元・宮城の秋の味覚「はらこめし」をつくりました。
「はらこめし」、みなさんご存知でしょうか?
秋鮭と生筋子をつかったご飯のことで、宮城でもとくに亘理というところの名産です。
ストウブくんで炊込むとまた絶品ですよ〜(*´∀`*)。
では簡単にレシピを御紹介。
まず生筋子を買ってきます。気を付けて欲しいのは、いわゆる塩漬けや醤油漬けではないものです。今の季節はスーパー等でも見かけますね。
こんな感じのものです。
これを、塩を3%程度溶かした40度から50度のお湯の中でほぐします。
ほぐしていくのは、けっこう楽しいです。
それを酒と醤油1:2の割合のものに一晩漬け込みます。
するとこんな感じになります。
これがいわゆるいくらの醤油漬けですね。
生筋子で作ると、歯ごたえも風味も格別ですよ。
鮭の身は、すじこを漬込んだタレとだし汁1:1でわったものに味醂を加えてさっと煮ておきます。
汁はご飯を炊く時に使うので捨てないで下さいね。
ご飯は通常炊く時と一緒です。
水加減は大体米3合に対して、550ccの水と100ccの鮭を煮た時のタレくらいですね。
濃いめ・薄めの味付けがお好みの方は調節して下さい。
炊きあがったら、煮た鮭の身をいれて少し蒸らします。
あとは、たっぷりのイクラ(生筋子)ともみ海苔を散らせば完成です。
私は鮭を煮たタレを少し煮詰めて、出来上がった後にお好みでかけて食べるのが好きです。
味をいろいろ楽しめるし、味も好みに調節できるのでお勧めです。
本当はハラスを焼いたものも加えたかったのですが、東京ではなかなか売ってないものですね・・残念。脂ののったハラスを加えると、なおこくがでて美味しいのになあ〜。
秋らしいご飯、ストウブくんで炊くとおこげもバッチリです。
ちょっと贅沢に(お金はそれほどかかっていませんが)、秋を楽しむご飯です。
by staub_love | 2009-09-13 13:45 | ストウブ(御飯物)