松本へ/サイクリング
今回はお借りした自転車でサイクリングしながら訪れた場所や、見つけたお店をご紹介します。
松本市街から自転車を走らせて、美ヶ原温泉に向かいます。
一応の目的は松本民芸館です。
正直に言うとサイクリングの理由が欲しかったのですね(笑)。
松本城を北に抜けた後、東に東に進みます。
しばらくすると、観光地の風景から、生活の風景に変わっていきます。
この景色の変わり目を見るのが好きなんです。
暮らしている方が見ている景色。
道なりに進むとそこはもう美ヶ原温泉です。
看板を越してすぐのところに、松本民芸館の看板を発見!
良かった〜、道間違えてなかった〜。
看板もなかなか洒落ていますね。
なまこ壁がイメージかな〜。
こちらが本物のなまこ壁。
ちなみに、市街をぶらついているときに見かけたものです。
さあ、着きました!
閉館ギリギリでしたが、館の方のご好意で見せていただきました。
この時は、今昔の日本全国の籠と世界の籠をまとめた展示をされていました。
韓国やタイにも、とても緻密な籠の技術があるんだな〜と感動しました。
展示以外にも、むかしのビードロや陶器-磁器など生活に根付いたものが沢山ありました。
中は写真撮影不可なので、写真はありません。あしからず。
さて、松本市街に戻ってきました。
実は、松本民芸館の方から、老舗の竹籠屋さんを教えていただきました。
そちらに伺うと、たまたまお休みの日でした。残念!
でも、もう一度松本に来れる理由ができたから、よかったかな?
あてが外れて、特に目的なく歩いていると、川沿いに懐かしい横町のような場所にでました。
縄手横町という場所のようです。
おおきな神社があったので、お参り。
今日一日お邪魔しました、楽しかったですと手をあわせます。
神社をでてしばらくすると、とっても良い雰囲気の古本屋さんを見つけました。
店前に並んだ本を眺めると、どれも肩の力が抜けた良い本ばかり。
ふと本が睨んでくるな、と感じて見上げると内田百閒先生のギョロ目とバチリ。
阿房列車............、ああ私達のことですね(笑)。
ここで自転車の返却時間が来て、お借りしたお店に返しにいくことにしました。
鍵を返却し感謝の言葉を伝えると、お店の方から「またいらして下さいね」とあたたかい言葉。
また来ます!
街に戻ります。
帰りの電車用に、湧き水をくみに行こうと歩いていたら、こんな素敵な自転車を見つけました。
お店の方との会話が印象的だったので、ちょっとその時の会話を再現してみます。
私ーーーー「この自転車、今でも乗れるんですか?」
おじさんー「乗れるよ。」
私ーーーー「え!乗ってるところ見てみたいです。」
おじさんー「俺は乗れない(笑)。きっとどこかに乗れる人もいるでしょ。」
私ーーーー「じゃあ、おじさんはこの自転車に人が乗っているところ見たことないのですか?」
おじさんー「うん〜〜、ない!でも、動くように調整しておいたし、昔の人は乗ってたんだしさ。」
私ーーーー「・・・・。」
おじさんー「ああ、でもこんな自転車に乗ってたじいちゃん達は、今となっちゃあ自転車どころの話じゃないな。自分の足でも、エッチラオッチラなのによ(笑)」
私ーーーー「(笑)。・・それでも、この自転車、調整はしてるんですね。」
おじさんー「ああ、一応な。・・・・なんでだろうな(笑)。」
もう、素敵すぎます!わらっちゃいました。
こんな鷹揚さも松本の(おじさんの?)魅力です。
長かった一日ももうおしまいです。
電車にゆられて帰路につきます。
家に着くのは夜12時がまわるころ。
ちょっとウトウトしながら、良い街だったなあと思いました。
暑い暑い、夏の一日の出来事です。
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松本旅行記は今回でおしまいです。
読んで下さった皆様、ありがとうございました。
次回から、また日々の料理に戻ります。
。゜・。・o゜・。゜・。・o゜・。゜・。・o。゜・。・o゜・。゜・。・o゜・。゜
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by staub_love | 2010-09-18 09:39 | 番外編(旅行・おみやげ)